こんにちは、RBばんにゃ♪です。
こちらの記事では、「塩分控えめ時に気にするポイント」について語っていきたいと思います。

以前、1日の塩分摂取量について5g以下が理想という記事を書かせて頂きました。
chicken-girl7.hatenablog.com
塩分5g/1日時の1食あたりの塩分量ですので、1日3食を基本とするならば1食あたりの塩分量は、単純計算で[5g / 3食 = 1.666...g(≒1.6g)]となります。
この量は多いでしょうか、少ないでしょうか。私にとってはとても少ない=料理時のハードルが上がるように思えます。
塩分量を守ることだけでいえば、塩分量を減らすだけですので自身も実践したところそこまでハードルが高くないのですが、その味が薄く途中から食事が修行のようになっていきました…。
私が考える健康料理の方針の1つは、「食事を楽しむ」です。
このブログでは、食事を楽しみたい私が実践している[塩分量を控える]・[食事を楽しむ]7つのポイントをまとめていきたいと思います!
[塩分量を控える]・[食事を楽しむ]7つのポイント
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ポイント①:最低限の原材料のみである調味料にする
私個人の意見ですが、全てではありませんがお値段が安価な調味料については本来とは関係ない成分が入っていることが多いと思います。
例えば出汁(だし)です。
出汁は昆布やカツオなど自然の食材から作らるのが基本ですが、有名な味の素のほんだしはどうでしょうか。
HPをしらべたところ、
・食塩(国内製造)、砂糖類(砂糖、乳糖)、風味原料(かつおぶし粉末、かつおエキス)、酵母エキス、酵母エキス発酵調味料/調味料(アミノ酸等)
と、なんと食塩(だけでなく砂糖も!)が入っているのです。
※お味噌汁1杯あたり食塩相当量=0.4g
www.ajinomoto.co.jp
味噌汁を作る場合、多くのみなさんはほんだし+お味噌をお使いになることが多いかと思いますので、0.4gに上乗せしてさらにお味噌の塩分が加わるわけです。
また味噌によるお椀一杯あたりの平均塩分量は1.2gとされており、なんとお味噌汁1杯飲むと塩分量は1.6gになります。
なんとお味噌汁を飲むだけで、先ほど提示した1食分の塩分量に到達してしまいます。
こちらと同様に、他の調味料にも本来の成分の他として食塩が入っていることが多いですので調味料を購入する際はぜひ原材料もご覧くださいね。
ポイント②:加工食品などに含まれる見えない塩分を考慮する
ウィンナーやベーコンなどすでに工場で加工された商品にも、味の良くするためや、保存を効かせるために食塩が含まれています。
またその他の食品にも、下記にて農林水産省が示すように食塩が多く含まれています。
www.maff.go.jp
一度スーパーで缶詰などすでに加工された商品の原材料を見て回ったことがありますが、調味料とおなじく食塩は多く含まれていた印象です。
このことより、調味料と合わせて原材料を確認することを私は実践しています。
ポイント③:出汁/ブイヨン/鶏がらスープ等のうまみ成分を利用する
昆布やカツオ・鶏肉・野菜などの出汁のうまみ成分が効いていると、塩分が足りなくても物足りなさを感じることが少なくなります。
私は例えば昆布の水出しを作るときは、通常よりも多めの昆布を使い風味たっぷりの出汁を作っています。
もはや3歳の息子は出汁だけのお味噌汁(なのか!?)をゴクゴク飲む勢いです(笑)
ポイント④:香味野菜を利用する
香味野菜を料理に使用すると、下記5点に示すように風味を上げたり刺激が加わるので、塩分が少ない料理でも満足に感じることができます。
<香味野菜の効果>
・料理の香りをよくして食欲を刺激する
・料理に彩りを加える
・料理の味を引き締めたり、深みを出したりする
・メインとなる肉・魚の臭みを消す
・料理に薬効を加える
またよく使われる野菜の中での香味野菜および使用方法はこちらになりますので、よろしければ参考にしてくださいね。
・和食 - みょうが/大葉/せり/みつば/わさび/大根 - 刻む or すりおろして料理に加える
・洋食 - たまねぎ/にんじん/セロリ/パセリ/クレソン - 肉などと一緒に煮込む
・中華 - ねぎ/しょうが/ニンニク - 刻んで炒め合わせる
ポイント⑤:香辛料・酸味を利用する
カレー粉や酢など香辛料・酸味を使用すると、料理にメリハリができ薄味が気にならないなどの効果を得ることができます。
こちらは、現時点(2021.1)ではシナモンやクミン・ローレルなど限定的な香辛料などしか使用していないですが、数種類だけでも格段に料理の味が上がりました。
今後は、スパイスも極めて行きたいと思います。
ポイント⑥:香ばしさやコクを利用する
焼き目などの香ばしさや、ナッツやゴマなどの油脂分が多い食材およびごま油・バターなののコクは味覚においてもとても大事な要素であり塩分の物足りなさを補ってくれます。
特にごま油やバターなどは、加熱後に入れると風味がとどまりおいしくいただくことができます。
あとは、すべてではないですがやっぱり少しお値段が張るものは風味やコクが高いものが多いなと個人的に思います。
ポイント⑦:野菜・肉などの素材の味を活かす
やっぱり新鮮な野菜・肉などの味は日にちが過ぎたものと比べて格段に味が良いと思います。
また勝間和代さんも提唱していますが、100℃以下で焼いた・蒸した野菜・肉はなにもかけずに甘さやジューシーを感じることができます。(ソフト蒸し)
たとえば、95℃で40分ニンジンをソフト蒸した場合、その甘さはグラッセより甘く感じられます。
私には3歳の子供がいますが、ソフト蒸したニンジンを始めピーマン・セロリなどの野菜もパクパク食べてくれますよ♪
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また塩分摂取量を減らすと同時に、塩分を体から排出することも大事になります。
塩分排出のポイントは、食物繊維とカリウムの摂取です。
食物繊維には腸内で塩分(ナトリウム)を吸着し便と一緒に排泄する働きがあり、結果的に塩分の体内への吸収が減少します。主な食材は、全粒穀類、野菜、いも類、こんにゃく、きのこ類、海藻類、果物になります。
またカリウムには体内の余分な塩分(ナトリウム)や水分を尿と一緒に排泄し、塩分のとり過ぎによる血圧の上昇を抑える作用があります。主な食材は野菜、いも類、海藻類、果物が挙げられます。
こちらが私が実践している[塩分量を控える]・[食事を楽しむ]7つのポイント+αになります。どれもおすすめポイントになりますので、よろしければ参考にして頂ければ幸いです。
最後に、本記事についてはこちらの書籍を参考にさせていただきました。
www.kinokuniya.co.jp
我が家では引き続き上記7ポイント+αを実践していきたいと考えています。
今回もご覧いただきありがとうございました。